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確かに「経験した事が無いこと」が起こる時代が来ました…
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歌手にさせてもらって、皆さんの前で歌い CDをリリースしてツアーをやって、、 それは当たり前の事でも何でも無い。 コロナ禍になり、国内の往来も人と会う事も 歌うことも集まる事も…何も出来ないなんて。
コロナで世界中が参っている中で梅雨が来て きっと昔なら「雨あめ降れふれ母さんが~」と 歌いながら長靴で水たまりの中で遊びながら 下校したり、それもまた四季の情緒のひとつ だったりしたかもしれない。
それがいつも間にか「これまでに経験した事の 無い様なことが!」という表現が聞き慣れるほど 連呼されるような時代になりました。
そして、経験した事も、想像すらしなかった、 想像も出来なかった事が起こる。 それを目の当たりにすることになる。 子供の頃からバカみたいに愛して好きで 歌にトークにと連呼して来た大牟田が 見るも無惨な姿になり、歩き慣れた道が 川の様になり、川は溢れて海の様になり 人々の暮らしを飲み込んで行く… それを唖然呆然とテレビで見ている非力な自分。
家族や仲間たちもSOSだしているのに。 すぐに帰りたくてもコロナもあり帰れず、 安否確認をするくらいしか出来ない。 今、ラジオを収録しながら言葉が続かない。 何をしゃべっても詭弁のように聞こえる。 大体、今の俺に何か訴える資格があるのか?
コロナも感染者は日々増えて行き、なのに 国は対策もなく、GO TOキャンペーン?! コロナで移動もしにくい、東京からと言えば 余計に敬遠される、、 九州や岐阜などの観光地はコロナ禍ダメージの 上にこの甚大な災害で復旧の見通しさえ立たない。
ただメディア関係の仲間や先輩後輩たちはじめ いつでも何でも手伝う、告知や拡散も ボランティアも募金も!と何でも言ってくれ~と 本当に何物にもかえ難い有り難い連絡や ご心配、ご協力の連絡をたくさん頂いています。
自分では何も出来ない。 電波で微力な呼び掛けくらいしか。
もうこの国は温帯ではない、亜熱帯化して これからは温暖化が収まらない限りずっと この災害級の天候や未知の病や公害などに 見舞われながら暮らして行かねばなりません。
もはや、いつ何処で何が起こってももはや 不思議でも想定外でもないのです。 想定外が当たり前に日々想定できるような 時代に入ったんだと覚悟して生活を変える くらいの覚悟で生きて行かねばならないのだと。
いつも番組で言う、共助、寄り添い、、 それが何より、思い遣りや人の事を 考える事が唯一、共に強く生きて行ける 方法であり、利己主義より利他主義に かえて生きて行かないと!と思うのです。
こんな状況下でも旅行を推奨し制限緩和し オリンピック、パラリンピックに向けて ばく進して被災者を置き去りに、復興復旧を 後回しにする国で良いのでしょうか?! 僕は疑問だらけです。腑に落ちません。 真実をしっかり見極めて行きたいと…。
自分がクソみたいに人様に迷惑面倒を掛け、 皆さんに支えられたから歌って来れただけ。 その事もいましっかり省みたいと想います。
故郷へ帰りたい。今は物資やボランティア、 基金なども仲間に託しつつ自分が出来る 情報の拡散や皆さんを励ますことのできる エンタテインメントを届けるしかない!と 想ってマイクにも向かっています…。
長友仍世 infix
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