自分の中で決着が付けられずにいた20年の月日。
中途半端な活動から再び時計を動かしてライブを
「Gambling Road」の冠で活動を始め、この
クリスマスライブも20年前で止まっていたから…。
ちょうど話題になっていたのでMCでも話したけど
CDなどの音楽コンテンツは1998年をピークに
あとは下降の一途をたどって来た。
ちょうどinfixが大人の事情でハンパな所で
止まったあの時だ。
町からCDショップや本屋が消えて行った。
例えば写真屋さんとか印刷所とか…
簡易に誰でも出来る様になり、手紙も
メールに変わって行った。
時代が悪かった…とも今は思わない。
ただ、音楽や芸術の価値を下げて行ったことは
間違いない。良い物を安売りするべきじゃない!
と俺は今でもそう思っている。
良い音楽を作りいいステージをやる。
時間やお金を割いてでも観たい聴きたい!と
思うものを届けて行きたい。
誰とどんなステージに立とうが気にする事もない。
このメンバーが居て俺たちの曲を演奏して
歌い切ればそれは「infix」の曲になる。
今日もそれを実感した。
お客さんは多いにこした事はないです。
でも本当に聴きたい!と思う人が1人でも
10人でも 100人でも、、そしてまた1000人超したら
またホールに戻ってマイクスタンドも
振り回したい。
来て下さった皆さんありがとうございました。
もう事務所や番組に寄せられているライブ感想が
とても嬉しいです。
デビュー前から一緒に走って来たスタッフ。
1990年代のライブハウスツアーから全国の
ホールツアーまで一緒にやった仲間が今は
側に居てくれます。
デビュー前から今日(こんにち)までの
クリスマスに聴いて欲しい、そして一緒に歌って
欲しい曲をセレクトしました。
安堵感の中で眠りにつきます-
夢をまた一歩ふみだせました。
みんな、ありがとうございました。
infix 長友仍世 感想 第1弾として