誰も好き好んで音楽活動を中断したりライブや
リリースから離れたいなんて想わない、勿論 俺も。
ただこの5年は針のムシロでした。
infixの活動が出来なくなる誹謗中傷、CD販売の妨害…
突然、後ろから刺された…まるでそんな状況でした…。
ここに、この場所に戻って来るまで暗闇の道。
『BREAK THE SILENCE』を地で行くような世界。
何を信じて、何を希望に、どの方向に向かって
良いのかも分からない日々。
信じてたファンも「ハイ、さいなら」。
ソロアルバム?ソロライブ?!
人も寄り付かなくなった。実際にみんな
来てないし興味もないしアルバムも持って
いないと思う。20年の積み重ねは?!
一瞬にしてゼロ、マイナスになった瞬間…。
便利な反面、人の人生まで狂わすネットと人の
心に潜む仮面の下の顔、人間の匿名での
恐ろしさも知った。
心を痛めた人たちの気持ちが、社会を斜めからしか
見られなくなった人々の気持ちが痛いほどよく
分かるようになりました。
人の心に潜む闇も、上から人を見下してしまう
差別意識、勝ちや負けにしか分類出来ない
そして優劣をつけ自分の感覚だけで物事を
見て判断する恐さや紙一重の危うさも…。
自分たちの歌を曲を見詰め直す時間になった。
「CHANGEING MY LIFE」
まさに自分を変えるための時間やソロ、俺の
場合はインストゥルメンタルを中心とした
ヒーリングミュージック、そして老人ホームや
児童養護施設での出会いや演奏などロックでは
経験できないことも体験させてもらいました。
ただ、出来心でネットに潜む闇や人を
傷付けた罪は購えるものではありません。
誰もが自分の事を発信できる1億人総芸能人時代。
みんなそれぞれに責任を負って発信して欲しいと。
俺らも放送やこの世界で30年以上、、
もっと自覚の元に良い曲、良きライブステージ、
良き番組を発信して行きたいと切に願っています。
まだ熱気の渦の中にいる様です。
みんなの顔が、声が、声援がこだまし焼き付いてます。
素晴らしい時間と空間と想いを「ありがとう」・・・。
さて大好きだった歌丸師匠の言葉、、
人を怒らせたり不快にさせたり泣かせたりするのは簡単。
笑って貰う、笑っていただく事が一番難しい。
その言葉どおりですね、笑って共感して頂くために
番組も全力で最後まで頑張ります、、ありがとう。
infix じょうせい