5年振りの大牟田ふるさとソロライブ 2DAYSが終わりました。
お越し頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
お礼も遅くなってしまいましたが、この2日間のライブを自分でレポートとして書く事は
容易ではなく、やはりレポートという形では到底書ききれませんでした…。
今回はエージェントの友人やサポーター団体の皆さんが大牟田の港のある県堺や三池港地区を盛り上げよう!と
スタートさせた県堺サンデーマルシェや友人が運営するPCスペース「ドレミ」のオープニングイベントも
兼ねたライブとしてこのライブを企画して貰いました。
子供の頃は他の地方都市同様に大牟田も石炭や化学産業で栄え、幼少の頃を過ごした県堺も
それはそれは大いなる賑いを見せていました。
しかし炭鉱閉山に伴い人口も減少し県堺もショッピングセンターも無くなりシャッター街になって行きました。
かつて日本一!と言われた炭鉱の跡地もそのままに閑散とし寂しい状況になっていました。
しかし、明治の産業革命の跡を残す美しい港やその遺産を活用しながら故郷の皆さんが
懸命に町おこしをされている姿には心を打たれるものがあり、日本屈指の美しさを誇る三池港を中心とした
港地区をもう一度皆さんと共に盛り上げ活性化させたい!という僕の心にも火が点きました。
大牟田では5年もライブをやっていないし歌手としても大牟田大使としても知る人ぞ知る…
という自分がライブを開催して果たして人が来て下さるのか?誰か観に来て下さるのか?!
蓋を開けるまでは何も見えない手探り状態、とてつもなくドキドキした心のままに故郷に入りました。
音響や照明なども前に入ってそれから細かくチェック。
エージェントやサポーターの皆さんが少しでも良いライブが出来る様にと一生懸命に準備を整えて下さいました。
これまでinfixやソロや提供楽曲を合わせると150曲近い曲を発表して来て、
中心はソロの『アルバム帰郷~おかえり~』なのですが、アレもコレも!とやりたい曲は尽きません。
前日(いや、当日までか?)にセットリストも変更するくらい悩みました。
ギターゲストの田上和由さんやバイオリニストとして地元で活躍中のドロシーみきこさんとも
前日から音合わせをしたり、セットリストを考え直してみたりと…
本当に当日の本番前まで色々悩みました。
「ゲストとのコラボは更にいいですねぇ~」と凄い好評を頂きました。かなり無茶振りして田上さんにも
ドロシーさんにも申し訳ない限りですが(^^;
一日目のゲストミュージシャン、ギターの田上さんは珍しいドブローという寝かせて弾く
ギターの名手でもあり、即興アコースティックで曲をやったり、とても充実したステージが出来ました。
聴いて下さるお客様もしっかりと歌や演奏を受け止めて下さって、温かく優しい空気に包まれ、
故郷への想いやこれまでの人生が回想されて幾度となく涙が滲んでしまいました。
ドブローの演奏、音色も素敵で引き込まれました。
曲よりトークの方が多いんじゃない?という様に滔々と5年分の想いも語ってしまって予定を30分以上!軽くオーバーしてしまいました(汗)
やっぱり?みたいな(・・;)
最後の挨拶では涙をこらえきれず感極まって上手くしゃべる事すらできませんでしたが、
鳴り止まぬアンコールの拍手とともに本当に嬉しかったし感激したのでした…申し訳ありません。
県堺大蛇山の皆さんからもわざわざお花を頂戴しうちのマネージャーにまで
友達から可愛いお花を頂戴しました。
でも掛け値なしにご来場下さった皆さん本当にありがとうございました m(__)m
全力で皆さんに歌を聴いて頂き、全力で演奏し燃え尽きた一夜でした…
まだ、、あれから10日近く経って、、でもまだ余韻が残り、
そしてあの日の会場の皆さんの顔が忘れられないです…。
infix 長友じょうせい