中学3年生、まだ地元の大牟田市の中学生やった時、infixの曲『FASHION STREET』の舞台になった新栄町のレコード屋からハスキーボイスの、、痛く切なくも激しい、しかし優しく訴える女性シンガーの歌が聴こえて来た。
いつもは「レコード欲しかなぁ…」と思いながらもバイトの中学生にはなかなか買えずレコードを眺めたり試聴させてもらうだけやったけど、思わず店に飛び込んでそのシンガーの名前を聞いた。店員の兄ちゃんが「葛城ユキ」っていう新人さんの曲やねと教えてレコードを見せてくれた。
俺はなけなしのバイト代でLPを買った。『寡黙』ってアルバムにその曲も入ってて俺はのめりこんだ。声も表現力もハンパじゃなかった。 初めて買った女性シンガーのレコードやったよ。それが葛城ユキ姉さんとの出会い、32年前ね。
高校に上がる頃、葛城ユキさんが大牟田市民会館でコンサートを行なった。またなけなしのバイト代をはたいてコンサート観に行った、しかも一番前で…しかもとんでもないお願いまでして(笑) 最初のベストアルバムも買った。アマチュアライブを重ねる自分の指針になったとよ・・・。
30年以上経った今でも鮮明に覚えとる。今では木原慶吾兄貴のお陰もあって今ではずっと「姉さん」と呼ばせてもらって親しくさせて頂いて、「じょうちゃん、歌も表現も上手いね!」とお誉めの言葉も戴けるようになった。光栄なことです、じょうせいの人生夢つむぎの一節です。
そんな尊敬する葛城ユキ姉さんを2週に渡りお迎えして、オープニングのコントから替え歌、ギャグまで披露、お付き合いしていただき1時間があっという間に終わる放送になっています。ホントの音楽バラエティーであり、突っ込んだインタビューになっています。
『ボヘミアン』は名曲でユキ姉さんの大ヒットやけど、僕はもっと好きな曲が沢山あります。ハスキーではないクリアーなバラードも。(生ボヘミアンではマイクが割れてます<笑)
心を揺さぶる魂の声、切なく泣きたくなるけど明日への生きる活力を与える歌、声。他を圧倒するパフォーマンス。比較するべきものでなく、唯一無二の存在、自分の世界観。これが僕が子供のころ目指したモノだった。それを今回のバルーンフェスタでも改めて思い起こさせ教えてくれた姉さん。「くるナイ2」リアルタイムで聴いて下さった方も同様に感じて頂いたみたいで嬉しいです。
(お聴き逃しの方は土曜日からのRADIO-GAGAのアーカイブで聴いて下さい!)
手前ミソですが1時間が一瞬で過ぎて行きました。会い方の花月 叶も「ホント、一瞬でしたぁ!」と感動していました。
ヒット曲のみならず、あらゆるシチュエーションで聴いて欲しいベスト中のベストアルバム『WOULD YOU LIKE?』、、どれがお好き?ってこのスーパーベストを聴いて下さい。僕はひとり車を走らせながら、時にはひとり泣きたい時に海を見ながら…元気が欲しい夜などいつも聴いて励まされています。数百曲の中の一部ですが、同じような想いを抱いて頂けたら幸いです。
「くるナイ2」もいよいよ8年目突入、、ぜひ毎週聴いて下さい、お好きなシチュエーションで…。
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