板橋克己大先生のライフワーク、先生の世界観を余す所なく描いた「恒河沙」とinfixのコラボ…
「恒河沙」…
無限大、限りない天文学的数字であり、それはガンジス川の砂の数にも例えられる。人間の知恵では計れない無限の宇宙に無限の星や命があり、我々はその中の小さな小さな地球という星に生まれ宇宙の時間からすればほんのまばたき程の時間、刹那にも満たない時間、生まれて消えて行く。
そんな宇宙の不可思議の中で命、生命をもらい奇跡的な確率で出逢った我々はそれこそ奇跡なのだ…と宇宙規模から見れば想うワケです。あなたと私の出逢いも奇跡だと。
地球もまた永遠ではない、、でも我々は確実に自分たちの星を破壊に導いている、残念な事です。争い憎しみ、我欲、私利私欲…本当はひとつでなければならないのに。自分も含めて感謝や分かち合う気持ちの足りなさを反省させられます。
そんな人類の小さな世界を超えて宇宙に目を向け、絵画の中で夢や希望を与えてくれるのが板橋先生の描く「恒河沙」の世界であり、それはパッと観たり画面ごしや瞬間的には理解できないほど美しく奥が深いモノだと解釈しています。音楽もまた同じ、心を豊かにしながらも決して完成や終わりの無い深ぁ〜いモノ。
そこに感動を覚えるワケですよ、、凡人としても(笑) 計り知れないからこそ惹かれる魅力ね。人種も性別も年齢も関係ない、いち人間としてどう捉えるか?哲学や宗教的なモノも感じるワケです。今の混沌としたカオスの世界に生きる僕たちが一番忘れている事。きっと明治維新くらいまではその破片くらいは残っていた様な気がします。
『ASIAN DREAM』に歌った様にアジアには古来から様々な優れた教えや知恵があり日本も誇れる文化が息づいていたと。人間の考える事は今回の原発事故で分かった様に意外に狭いものです。絶対と思ったモノが想定外で絶対では無くなる、価値観は瞬時に変わる、、僕もアホな部類ですから主体性がない(^^;)
前置きが長過ぎたけれど「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」などを見て大牟田のヤンキーたちが涙した根底にある作品が板橋先生の作品であり、その作品とコラボレーションさせて戴ける幸せを『Butterfly Effect 3』で感じたワケです。先生が絵画なら我々は音楽で表現し追い付きたい!ってね。
そして王子駅前の北とぴあにある立派なプラネタリウムで映像と音楽のコラボをさせて戴く予定です。2012年1月22日のガミーさん誕生の日に偶然か必然か!? それも神秘。
下見と打ち合わせに行って立派なホールに感激して、わざわざ投影して戴いた星空にプラネタリウム初体験のガミーちゃんは感嘆の声!もちろん僕も当日を想像して鳥肌。
音響設備や楽器を持ち込み先生の宇宙船や天体との融合は凄い世界になりそうです。子供の頃の夢に溢れた自分にトリップしたいです…。スターロードを通ってワクワクしてプラネタリウムにお越し下さい。。。
あ、プラネタリウムの方がinfixをご存知だった事も神秘(笑)!!